図書カードNEXTのPIN番号とは?残高と利用履歴の確認方法も紹介

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図書カードNEXTのPIN番号とは?残高と利用履歴の確認方法も紹介

現在、図書カードといえば、QRコードを用いる「図書カードNEXT」が主流で、デジタル仕様の「図書カードネットギフト」も加わっています。PIN番号はそれぞれに記載されている4桁の数字のことです。

この記事では、PIN番号の使い方、残高や履歴の確認方法、インターネット書店での使い方、図書カードの購入方法などを紹介します。

これらの内容を知っておくと、ビジネスからプライベートまで多様な場面で図書カードを活用できるでしょう。ぜひ参考にしてください。

図書カードNEXTのPIN番号ってなに?

PIN番号は、図書カードNEXTや、ネットギフトのそれぞれに記載されている4桁の数字です。

図書カードNEXTは、カード裏面の右上に16桁のID番号が記載されており、その下にある数字がPIN番号です。4桁の数字の部分は隠れており、スクラッチを削ると見られます。

図書カードネットギフトは、メールやSNSなどで送られてきたURLをタップしましょう。表示された画面の「ID・PIN番号を見る」をタップすると確認できます。

図書カードNEXTとは?

図書カードNEXTは、2016年より発行が始まりました。全国の加盟書店や一部のインターネット書店で書籍を買うときに使えます。

従来は、使用した際に書店が券を受け取る仕組みでした。一方、図書カードNEXTは、QRコードを読み取ると、残高が減算される仕組みです。

金額は500円、1,000円、2,000円、3,000円、5,000円、10,000円の6パターンあり、残高がなくなるまで、繰り返し使用できます。

図書カードNEXTには、新たに「図書カードネットギフト」が加わっています。

図書カードネットギフトは、普段コミュニケーションツールとして使うことの多いメールやLINE、SNSなどでQRコードを送るデジタル仕様です。全国の加盟店や一部のインターネット書店で使えます。

書店でショッピングに使うときは、カードやスマホのQRコードを読み取り機にかざすだけで、支払いを済ませられます。贈る方も、受け取る方も便利に使えるシステムです。

図書カードNEXTのPIN番号の使い道

図書カードNEXTのPIN番号は、以下の場面で必要になります。

オンライン書店で購入するとき

図書カードNEXTや、ネットギフトを用いて、インターネット書店でショッピングする際に、ID番号とPIN番号の2つが必要です。対応しているインターネット書店のサイトで、番号を打ち込むだけで、支払いが可能です。

購入できる商品や具体的な利用方法は、それぞれ異なるため注意しましょう。

残高・利用履歴を調べるとき

残高や利用履歴を調べるときも、ID番号とPIN番号の2つが必要です。

図書カードNEXTでは、以下の内容を調べられます。

  • 利用日時
  • 金額
  • 利用した書店

図書カードネットギフトでは、以下の内容を調べられます。

  • 利用日時
  • 金額

利用した書店が分かるのは、図書カードNEXTだけなので注意しましょう。

残高・利用履歴の確認方法

残高や履歴は、スマホやパソコンから簡単に見られるほか、フリーダイヤルに電話をかけて聞くこともできます。

ここでは、それぞれの方法を詳しく解説します。

スマホやPCでの確認方法

図書カードNEXTで残高と利用履歴を確認する場合、まずはQRコードをスマホで読み取るか、公式サイトから「残額確認」を開きましょう。次に、ID番号とPIN番号を打ち込むと、確認できます。

図書カードネットギフトの場合は、まずメールやSNSなどで送られてきたURLをタップしましょう。そして、表示された画面の「残額を見る」をタップすると見られます。利用履歴を見たい場合は、公式サイトから「残額確認」を開き、ID番号とPIN番号を打ち込むと、履歴も表示できます。

電話での確認方法

フリーダイヤルに電話をかけて、残高と利用履歴を聞くこともできます。図書カードNEXTの裏面に記載されている番号に電話をかけ、オペレーターに、ID番号と、PIN番号を伝えると、教えてもらえます。

番号を繰り返し間違えると、残高や利用履歴を回答してもらえない場合があるため、注意が必要です。

なお、残高だけを知りたい場合は、加盟店のレジカウンターで尋ねると調べてもらえます。

有効期限が過ぎると残高確認はできない

図書カードNEXTとネットギフトには、利用期限が10年間と設定されており、QRコードの下に記載されています。

期限が過ぎると、ショッピングに使えないだけでなく、残高や履歴の確認もできません。使用期限が切れる前に有効活用しましょう。

オンライン書店で図書カードNEXTを使う方法

図書カードNEXTやネットギフトは、対応しているインターネット書店のサイトで、ID番号とPIN番号を打ち込むだけで使えます。

ただし、購入できる商品や手順はインターネット書店によって異なります。図書カードの残高を支払いに直接利用するパターンとポイントやコインに換えてから支払うパターンがあるのです。ポイントやコインに換える場合も、交換するタイミングは書店によって違います。

このように、手順が異なるため、あらかじめ調べておくとよいでしょう。いずれの場合も、ショッピングがキャンセルされたときに、返金されることがあります。残高がなくなっても、取引が終了するまで、図書カードを所有しておきましょう。

図書カードNEXTが使えるオンライン書店

図書カードNEXTやネットギフトは、実店舗に加えて、一部のインターネット書店でも利用できます。購入できる商品や利用方法は書店によって異なるため、希望する商品を購入できるかどうか事前に調べておくとよいでしょう。

ここからは、図書カードNEXTや、ネットギフトを使えるインターネット書店を6つ紹介します。

楽天ブックス

楽天ブックスは、楽天グループ株式会社が運営するオンラインショップです。ショッピングの額に応じてポイントがたまる点が魅力で、支持を得ています。

図書カードNEXTやネットギフトを使う場合は、商品を買い物かごに入れ「ご購入手続き」をタップしましょう。「ご注文内容の確認」画面で「図書カードNEXTを利用する」に変更します。

ID番号とPIN番号、利用金額を打ち込み「内容を変更する」をタップした後、注文を確定しましょう。1回のショッピングに使えるID番号は最大3つで、楽天ポイントやクーポンと併用もできます。

楽天ブックスで、図書カードNEXTやネットギフトを利用できるのは、楽天会員に登録している方が、在庫がある本や雑誌を購入するときです。図書カードで全額支払えますが、支払い方法はクレジットカード決済か代引き決済を選択する必要があります。

楽天ブックスでは、電子書籍(楽天Kobo)の購入はできません。その他、ダウンロード版商品、予約や取り寄せ商品も対象外です。また、対象外の商品と併せて購入する場合も、図書カードは使えません。

なお、図書カードを利用した場合も、楽天通常ポイント(1%)が貯まります。貯まった楽天ポイントは、書籍の枠を超えたあらゆる楽天のサービスに利用できます。

例えば、楽天のスマホやWi-Fi、電気、ガスなどの料金を支払ったり、株式やビットコインを購入したり、楽天市場でのショッピングに利用したりできるのです。さらには、旅行やゴルフなど多岐にわたります。

紀伊國屋書店ウェブストア

KADOKAWAグループが運用している、ネットショップや実店舗、電子書籍kinoppyを合わせたサービスです。ネット通販で書籍や、CD、DVDなどの様々な商品を購入したり、電子書籍を購入したり、幅広い全ての内容を1つのアカウントで利用できる便利なウェブストアです。

図書カードNEXTや、ネットギフトを使いたいときは、紙の書籍や、電子書籍、CD、DVDを買うときに利用できます。支払い方法に「図書カードNEXT」を選択し、ID番号とPIN番号を打ち込みましょう。図書カードの残額が、支払い額に足りない場合は、クレジットカードも使えます。

iOS版アプリストアは、図書カードを使用すると、紙の書籍は買えますが、電子書籍は買えません。また、Webストア、iOS版アプリストアともに、予約商品、取り寄せ商品、洋書は対象外です。

図書カードを利用した場合も、Kinokuniya Pointが貯まります。貯まったKinokuniya Pointは、ネットショップや実店舗、電子書籍のショッピングに使えます。

honto

hontoは、大日本印刷株式会社が運用しています。通販ストア、電子書籍ストア、実店舗(丸善、ジュンク堂書店など)と連携してサービスを行っているため、書籍の通販や、店舗への取り寄せ、電子書籍の購入が可能です。

図書カードNEXTやネットギフトを使用すると、紙の書籍や電子書籍を購入できます。図書カードの残高を、hontoポイントへ交換後、ポイントで支払う仕組みです。具体的には、以下の方法で使用します。

1.買う商品を買い物かごに入れる
2.支払い方法を選ぶ画面から「図書カードNEXTの利用」を選択する
3.ID番号とPIN番号を入力する
4.交換したいポイント数を入力し1円を1ポイントに交換する
5.利用するポイント数を入力する

なお、1度hontoポイントに交換したものは図書カードに戻せないため、注意が必要です。ポイントは利用期限があり、交換した月の5か月後の月末が期限です。

また、hontoポイントで支払うと、ポイント付与の対象になりません。

BOOK☆WALKER

BOOK☆WALKERは、2010年に始まった電子書籍ストアです。雑誌や実用書、漫画、小説などを取り扱っており、読み放題のプランも提供しています。

図書カードNEXTやネットギフトを用いて、BOOK☆WALKERコインを買います。1度、購入したコインは図書カードに戻せないため注意が必要です。

1コインは1円の計算で、電子書籍の購入や読み放題料金の支払いに使え、利用期限は設定されていません。

コインはカート内で買えないため、事前に専用のページで買っておきましょう。なお、iOSアプリ内ストアではコインを使えません。

e-hon

e-honは、株式会社トーハンが運営するオンラインショップです。図書カードNEXTやネットギフトで、書籍や雑誌、コミック、CD、DVD、文具雑貨なども購入できます。

購入する商品は、宅配で受け取るか、e-honに加盟している書店で受け取るか、選択が可能です。

宅配で受け取る場合は、まずマイページで図書カードNEXTや、ネットギフトをポイントに換えましょう。交換した「e-hon図書カードポイント」は、ショッピングの支払いに使えます。ポイント使用できるのは、宅配で受け取る場合に限られており、利用期限は交換日の翌日から150日間に決まっているため、注意が必要です。

書店で受け取りたい場合は、e-honで注文し、商品を受け取る際に図書カードNEXTや、ネットギフトを提示して支払います。

学参ドットコム

学参ドットコムは、ブックモールジャパンが運用している、参考書や問題集などを専門に取り扱う通販サイトです。辞書、辞典、語学書などの品揃えも豊富です。

学参ドットコムでは、商品を買うときに図書カードNEXTとネットギフトを使えます。買う商品を買い物かごに入れ、レジに進み、ID番号とPIN番号、利用する金額を打ち込みます。

1回の支払いでIDを最大10個使え、図書カード以外で50円以上支払う場合に、クレジットカード決済や代金引換との併用が可能です。

【目的別】図書カードNEXTの購入方法

図書カードNEXTは、いくつか購入する方法があります。

ギフト用に購入する場合は、全国にある取り扱い書店での購入がおすすめです。

自分が使う場合は、オークションや金券ショップで安く購入できる可能性があります。

デジタル仕様の図書カードネットギフトは、公式サイトから必要な項目を入力すると、簡単に相手に贈れるため、個人にも企業や団体にも活用しやすいサービスです。

ここでは、目的別に図書カードの購入方法を解説します。

掘り出し物を見つけるなら「オークション」

図書カードNEXTを自分が使う目的で購入したい場合、オークションで購入すると掘り出し物を見つけられるかもしれません。

オークションは、商品を買いたいと思った人は、それぞれ買いたい金額を提示し、もっとも高い金額を提示した人が、購入する権利を取得できる仕組みです。オークションサイトにもよりますが、業者だけでなく、個人も不要になった中古品を出品できます。

オークションでは、図書カードを額面より安い価格で、お得に買えるケースが多い点がメリットです。なかには、1円から出品されているケースもあります。

ただし、一般的なショップとは異なり、必ず購入できるとは限りません。他にも購入希望者がいる場合、1番高い金額を提示した人が購入できるためです。購入できるかどうか、オークションが終了するまで確定しません。

また、送料や振り込み手数料を購入者が負担する場合や、発送までに時間がかかる場合があります。全て含めた総額がお得になるかどうか、検討するとよいでしょう。

オークションに出品しているのは個人や業者など様々です。個人同士の取引のため、トラブルが心配な場合は、次のようなことを心がけるとよいでしょう。

  • 相手の評価や取引の履歴を確認する
  • 取引が終了するまでメッセージを保管する
  • サポート体制が整っているオークションサイトを利用する

安く買うなら「金券ショップ」

金券ショップも図書カードNEXTを自分が使う目的で購入したい場合の、選択肢の1つになり得ます。

金券ショップは公安委員会から「古物商許可証」を取得し、様々な金券やチケットを取り扱っています。金券やチケットが不要になった人から買い取り、必要な人に販売するのです。

金券ショップでは、図書カードも取引されており、額面より5%程度安い価格で購入できる可能性があります。金券ショップは実店舗だけではなく、オンラインショップもあるため、近くに実店舗がない場合もオンラインで購入できます。

ただし、中古品として扱われ、ラッピングサービスはないため、ギフトには向きません。金券ショップは、自分が使う図書カードをお得に購入したい場合に利用するとよいでしょう。

その他の購入方法として、気軽に購入できるフリマサイトやネットショップを検討する人もいるかもしれません。ところが、フリマサイトでは図書カードを買えません。

フリマサイトは、金券の出品が禁止されており、図書カードNEXTは金券に当てはまるため、残高があるものは出品できないのです。残高がないものに限って取引できるため、誤って購入しないよう注意が必要です。

一方、ネットショップでは図書カードを購入できます。しかし、額面より高くなる傾向があるため、慎重に検討した方がよいでしょう。

プレゼント用なら「取り扱い店舗」

プレゼント用に図書カードNEXTを買う場合は、全国にある取り扱い書店での購入をおすすめします。12種類のデザインの中から、目的や相手に合うものを選べ、確実に正規品を購入できるためです。

取り扱っている店舗は、図書カードNEXTの公式サイトで調べられます。店舗によって、購入できるデザインや金額が異なる可能性があります。特定のものを購入したい場合は、取り扱っているかどうか事前に尋ねておくとよいでしょう。

また、図書カードNEXTには、自分が描いたイラストや、撮影した写真などにメッセージを添えて作成できる「オリジナル図書カード」もあります。額面の金額に加え、作成費用がかかりますが、1つのデザインにつき5枚からオンラインで注文できます。

個人ではお祝いやお礼、企業や団体は商品や記念品など、幅広い場面で活用でき、心に残る贈り物となるでしょう。

対面できない相手なら「ネットギフト」

直接会えない人にギフトを贈りたい場合や、オンラインで気軽にギフトを渡したい場合は図書カードネットギフトが適しています。メールやLINE、SNSで、デジタル仕様の図書カードを気軽に贈れるのです。

個人の場合、オンラインでギフトを贈れるサービス「giftee」を用いて、金額を200円~10,000円の範囲で選択し、1口から贈れます。相手に合わせてデザインを選べ、メッセージも添えられるため、お祝いやプレゼント、お礼など直接会えない人にも心を込めて贈れます。

まとめて購入するなら「大口購入」

図書カードネットギフトは、企業や団体がキャンペーンや謝礼として贈るギフトにも最適です。相手のメールアドレスが分かれば送信できるため、個人情報の管理リスクを抑えられます。

また、送料や手数料が無料で、いつでも送信できるため、経費や手間の削減にも有効です。さらに、PR欄にロゴや商品画像を表示し、メッセージを添えられます。

企業や団体から贈る場合、20口以上かつ10,000円以上で注文でき、金額は100円〜10,000円の範囲で1円刻みの設定が可能です。

公式サイトから注文でき、相手に直接URLを送信してもらう方法と、自分でURLまたはPDFを送信する方法を選べます。このように図書カードネットギフトは、企業や団体も活用しやすいサービスです。

まとめ

①PIN番号は、図書カードNEXTやネットギフトに記載されている4桁の数字
②PIN番号は、インターネット書店でのショッピングや残高・利用履歴を確認する際に必要
③残高や利用履歴は、スマホやパソコン、電話で確認できる
④図書カードを自分で使う場合は、オークションや金券ショップでお得に購入できる可能性がある
⑤プレゼントの場合、図書カードNEXTは全国にある取り扱い書店、図書カードネットギフトは図書カードNEXTの公式サイトから購入するのがおすすめ

 

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