図書カードを売るにはどうしたらいい?換金率や高く売るポイントを紹介

ギフトch.

贈答用ギフトカード・商品券のセレクトショップ

図書カードを売るにはどうしたらいい?換金率や高く売るポイントを紹介

貰い物や販促品で図書カードを手に入れた経験はないでしょうか。実は、図書カードはそのまま使うだけではなく、換金できるアイテムです。しかし、どこに売却していいか分からない方も多いはずです。

この記事では、図書カードの売却方法について解説します。さらに、高く売るポイントや売れなかった場合の使い道についても解説しているため、あわせて参考にしてください。

図書カードを売るには売却先を慎重に選ぼう

図書カードは書籍の購入に便利な一方で、不要になった場合は換金もできます。

ただし、図書カードを売るには、信頼性や利便性、換金率を見極めて売却先を選ばなくてはなりません。しかも、売却先によって換金率や利便性が異なるため、慎重な判断が求められます。

例えば、専門業者やネットを利用すれば高値で売れる可能性がありますが、方法によっては手間やリスクも発生します。つまり、最適な売却方法を見極めるためには、それぞれの特徴を理解しておかなくてはならないのです。

図書カードの売却先は4つ

図書カードの売却先は、「金券ショップ」「ネットオークション」「リサイクルショップ」「オンラインの金券買取業者」の4つです。

それぞれの方法にはメリットとデメリットが存在するため、自分のニーズに合った方法を選びましょう。ここでは、各方法の特徴について詳しく解説します。

金券ショップに売却する

金券ショップは、図書カードをすぐに現金化したい人におすすめの方法です。なぜなら、店舗に直接持ち込むとその場で査定が行われ、すぐに代金を受け取れるためです。特に、大手チェーンでは安定した買取相場があるため、安心感も得られます。

ただし、住んでいる地域によっては店舗が近くにない場合もあるため、利便性に差が出やすい方法です。すぐに現金化できるものの、図書カードのデザインや発行時期によるプレミアム価値が価格に反映されにくいというデメリットがあるため注意してください。

また、ショップごとに換金率が異なるため、事前に比較しておかないと損をしてしまう可能性もあります。もし、高く売りたいなら店舗ごとに査定額を出してもらって1番高く買い取ってもらえるところに売却しましょう。

ネットオークションに出品する

ネットオークションに出品すれば、自分の希望価格で図書カードを販売できます。特に、限定デザインや記念カードなど希少性のあるものは、コレクターからの人気が高いため、高額で落札されることもあるのです。

出品は自宅から手軽に行えますが、商品の撮影や説明文の作成、落札者との連絡や発送といった手間が発生します。

それだけではなく、せっかく手間をかけて出品しても、入札が集まらなかったり、開始価格を低くしすぎて思ったより安値で売れてしまったりなどのリスクもあるのです。その上、代金の受け取りにも時間がかかる可能性もあるため、すぐに現金化したい人には不向きと言えます。

このように、ネットオークションで売却する方法は、入金までのプロセスを自分で管理できる人におすすめです。くれぐれも、利用する際は労力と時間を見越してからにしましょう。

リサイクルショップに売却する

リサイクルショップで売却する方法は、家具や家電などと一緒に図書カードも買い取ってもらえるため、まとめて処分したいときにおすすめの方法です。査定から支払いまでは比較的スムーズで、手軽に利用できるメリットもあります。

ただし、金券を専門に扱っていない店舗が多いため、買取価格は相場よりも低めになる傾向がある点に注意してください。例えば、限定柄や記念デザインの図書カードにコレクター的な価値がある場合でも、評価が査定に反映されにくい可能性があるのです。

また、店舗によっては図書カードの買取そのものを扱っていないこともあるため、事前に確認が必要です。利便性を重視する人には向いていますが、少しでも高く売りたいなら他の方法を検討した方が良いかもしれません。

オンラインの金券買取業者に売却する

オンラインの金券買取業者は、時間や場所にとらわれずに図書カードを売却したい人におすすめです。出張、持ち込み、宅配など多様な買取方法に対応しているため、自分に合った方法を選べるメリットがあります。

特に、宅配買取は、自宅から発送するだけで手続きが完了するため、仕事や家庭で忙しい人にもピッタリです。その上、金券を専門に扱う業者であれば、図書カードの状態や種類に応じて、より正確かつ高額な査定が期待できます。

ただし、業者の中には信頼性に欠ける店舗も存在するため、事前に公式サイトや口コミを確認し、評判の良い店舗に依頼しましょう。

図書カードの換金率

図書カードを現金化する際に最も気になるのが換金率です。売却しても換金率が低くてはメリットよりデメリットが勝ってしまいます。そこで、事前に相場を知っておけば、損を避けられます。

特に、初めて売却を考えている方にとっては、買取店やカードの種類によって異なる換金率の違いを把握しておくことが大切です。

ここでは、図書カードの換金率を種類別に解説します。

一般的な図書カード

図書券や一般的な図書カードの換金率はおおよそ90%前後が相場と言われています。例えば、1,000円分の図書カードであれば900円前後で買取される計算です。

ただし、換金率はどの業者を選ぶかによって変動します。具体的には、85%前後の店舗もあれば、92%前後の店舗もあるのです。

そのため、1つの業者に絞って売却するのではなく、事前に複数の買取価格を確認してから選びましょう。ネット買取を利用する場合は、送料や振込手数料などの有無もあわせて確認しておくと、実際の手取り額を正確に把握できます。

買取額の差は数百円にとどまらず、複数枚をまとめて売る場合には千円単位の違いになることもあるため、事前確認を侮ってはいけません。

アニメやアイドルの絵柄の図書カード

アニメやアイドルのキャラクターが描かれた図書カードは、コレクター需要があるため、額面以上の値段で売れる可能性があります。特に、初回限定や販売枚数が少ないシリーズは希少性が高く、買取店では対応しきれないプレミア価格にてオークションなどで取引されているケースがあるのです。

例えば、アニメ映画の公開記念に発行された図書カードや、人気モデルのグラビアが入ったカードなどは、熱心なファンが探し求めていることも多いため、高値で取引される傾向にあります。

通常の買取店では額面の90%前後が限界であるのに対し、一部の限定図書カードは1.5倍から2倍の価格がつくケースもあるのです。そのため、高価買取を狙うなら専門店やネットオークションを利用しましょう。

このようなプレミア図書カードを持っている場合、通常の買取店に持ち込む前に、ネットで相場を調べましょう。そうすれば、額面以下での売却を回避できることにもつなげられます。

図書カードを高く売るためのポイント

図書カードを現金に換える際、少しの工夫で換金率を上げられる可能性があるのをご存じでしょうか。どのようなカードでも、売却方法によっては大きく差が出るため、何も考えずに売ってしまうのは損につながりかねません。

ここでは、図書カードを少しでも高く売るためのポイントを4つ解説します。

丁寧に保管しておく

図書カードは見た目の状態によって買取価格が左右されるため、綺麗な状態を保つことが大切です。例えば、カードの角が折れていたり、表面に傷がついていたりすると、額面の価値があっても買取を断らたり、著しく低い換金率になったりします。

財布の中で曲がったり、他のカードと擦れたりすることを避けるため、専用のケースに入れて保管しておくと安心です。また、直射日光があたる場所に置くと色褪せの原因になるため、専用ケースは引き出しの中やファイルに挟んで保管しましょう。

このように、小さな工夫を積み重ねることで、高い金額で売却できる可能性が高まります。

換金率が上がるタイミングを把握しておく

図書カードの買取価格は一年を通して一定ではありません。需要の高まるタイミングには換金率も上昇する傾向にあるのです。狙い目なのは、卒業・入学シーズンや新生活の始まる春先です。

この時期は、図書カードを贈り物として利用する人が増えるため、業者側も在庫を確保しようと買取価格を引き上げる傾向にあります。実際に、通常は90%前後の換金率が92%以上になることもあり、売却するタイミングとしてはピッタリです。

一方、需要の少ない時期に売却すると、買取率が低下するばかりか、在庫過多の影響で取扱いを断られるケースもあるため注意してください。

このように、換金率はタイミング次第で大きく変動するため、売る時期を見極めることが高く売るコツです。

複数の業者を比較する

図書カードの換金率は業者によってばらつきがあるため、1つの店舗だけで決めてしまうのはおすすめできません。同じ1,000円の図書カードでも、ある店舗では900円、別の店舗では920円というように買取額が異なることは珍しくないのです。

さらに、ネット買取業者の中には手数料が無料のところや、振込手数料を差し引かずに満額を支払ってくれる業者もあるため、細かい条件も含めて比較しましょう。

こう聞くと面倒に感じるかもしれませんが、数社の買取価格を調べるだけで、最終的な手取り額に大きな差が出る可能性があります。特に、大量に図書カードを売却する場合は、比較だけで数千円以上の差が生まれることもあるため、慎重に選びましょう。

キャンペーンの時期を狙う

買取業者の多くは、定期的にキャンペーンを実施しています。期間によっては図書カードの換金率が一時的に上がる可能性があるのです。

年末年始や夏のボーナス時期、決算前のタイミングなどは、通常よりも1〜3%ほど高い価格で買い取るキャンペーンが展開されやすいと言われています。こうしたキャンペーンでは、買取価格の底上げに加え、振込手数料が無料になるなどの特典がつくこともあり、通常時よりも明らかにお得な条件で売却できるのがポイントです。

キャンペーンの情報は業者の公式サイトやメールマガジンで告知されることが多いため、日頃からチェックしておきましょう。

高額になる可能性がある図書カードの特徴

図書カードを売る際、額面以上で買取されるものが存在します。特に、人気キャラクターや限定品、デザインが特別な図書カードは、高い値段で取引されることがあります。これらは、一般的な図書カードと比べて市場での価値が上がるため、買取専門店に持ち込むと、額面よりも高額で買取されることも。

図書カードを売る場合、まずは専門店での査定を行うことをおすすめします。専門店は、そのカードの状態や希少性をしっかりと評価してくれるため、額面以上の価格で売れるチャンスが高まります。

売れなかった図書カードの使い道

図書カードが売れなくても諦めてはいけません。たとえ売却できなくても、さまざまな方法で活用できるのです。使い道を見つけて有効に利用すれば売却以上の価値が生まれるかもしれません。

ここでは、売れなかった図書カードの活用法を3つ解説します。

読み込み不可のカードは交換してもらう

1つ目は、カードが読み込めずに使えない図書カードを交換してもらう方法です。

日本図書普及株式会社では、読み込み不可の図書カードを郵送で交換してもらえるサービスを実施しています。交換を希望する場合、カードを送付すれば新しい図書カードが返送されます。送付先は下記の通りです。

【日本図書普及株式会社】
東京都新宿区市谷田町2-41-3

この方法を利用すれば、使えないカードも無駄になりません。

自分で使う

2つ目は、自分で使用する方法です。図書カードの主な使い道としては、紀伊國屋書店や丸善ジュンク堂書店など、大型書店を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。

実は、ヴィレッジヴァンガードやアニメイトなど、書店以外の商品も取り扱っている店舗では、本以外の商品にも利用可能です。例えば、雑貨や文房具、アニメ関連商品など、幅広い商品が購入できます。そのため、本以外に欲しい物がある方におすすめの方法です。

たとえ売れなくても、自分で使えばサービスの一環として利用できることを覚えておきましょう。

残高がなければフリマアプリに出品

3つ目は、使用済であればフリマアプリを利用して出品する方法です。

特に希少な絵柄や限定デザインのカードはコレクション価値があるため、ファンやコレクターから高額で取引される可能性があります。もし、このようなカードを持っている場合は、1度フリマアプリで出品してみましょう。

出品する前に、持っているカードの相場を事前に調べておくと、適正価格で出品できます。もしかすると、持っているカードが予想以上の価格で売れるかもしれません。

図書カードを売る際の注意点

図書カードを現金化したい場合、事前に押さえておくべき注意点を理解しておかないと、スムーズに売却できない可能性があるため注意してください。図書カードには未使用であることが前提とされるケースが多く、使用済みのカードや有効期限が切れた図書カードNEXTは買取対象にならないケースがあるのです。

売却する際のリスクを回避するために、売却前に知っておくべきポイントをしっかり理解しておきましょう。ここでは、図書カードを売る際の注意点を3つ解説します。

使用済みの図書カードは売れない

図書カードを売却する前に、使用済みかどうかを確認しましょう。なぜなら、磁気式図書カードや図書カードNEXTは、一度でも使用されていると基本的に金券ショップや買取業者では取り扱ってもらえないためです。

特に図書カードNEXTは利用履歴が電子データとして記録されるため、残高がゼロになったものは価値がなくなってしまいます。コレクションとして価値のある図柄であれば、使用済みでも売れる可能性もありますが、これはかなり稀なケースです。

確実に売却を行うためには、未使用の状態かどうかを事前にチェックしておきましょう。

図書カードNEXTは換金率が下がる場合がある

図書カードNEXTを売却する際は、通常の図書カードよりも換金率が低くなることを覚えておきましょう。なぜなら、カードに残っている残高の確認は業者にとって手間がかかるためです。

また、図書カードNEXTには発行から10年間という有効期限があるため、期限が近いものや期限切れのものはさらに買取価格が下がったり、場合によっては買取不可とされるおそれもあります。

このようなリスクを避けるためにも、有効期限と残高の両方を売却前に自分で確認し、なるべく早いタイミングで買取を依頼してください。

未成年は保護者の同意が必要になる

未成年者が図書カードを売却しようとする場合は、必ず保護者の同意が必要です。買取サービスでは、未成年のみの利用を認めておらず、取引時に保護者の同席や署名が求められます。これは、金券の売買が金銭の授受を伴う契約行為にあたるためです。

買取店舗によっては年齢確認もおこなわれるため、身分証明書の提示を求められる場面もあるでしょう。未成年者が図書カードを現金化したい場合は、あらかじめ保護者の協力を得ておくとスムーズです。

図書カードを売る前の確認事項

大切にしてきた図書カードを売却する前に必ず確認してもらいたいチェック事項があります。これらを見落としてしまうと、希望価格より低い買取価格になったり、思わぬトラブルに発展したりと、心地良い取引につながらない可能性があるのです。

最後に図書カード売却前の確認事項について解説します。

額面を超える価格で買取実績があるか

図書カードには、通常の価格ではなくプレミア価格がつく種類があります。例えば、アニメとのコラボデザインや限定イラスト入りのカードはコレクターからの需要が高いため、額面以上で買い取られる可能性があるのです。

そのため、売却前には自分の図書カードがプレミアカードかどうかを確認し、事前に買取実績がある業者を調べておきましょう。そうすることで、価値を見逃されることなく、適正な価格で査定してもらえる可能性が高まります。

買取業者や店舗の評価や口コミが高いか

高額買取を狙うなら、信頼できる業者を選ぶことも重要です。実際に図書カードを売却した人の口コミや評価を確認することで、査定額や対応の丁寧さ、振込までのスピードなど、具体的なサービス内容を把握できます。

悪質な業者にあたると、正しい価格で買い取られないだけでなく、カードを送っても連絡が途絶えるようなトラブルに巻き込まれるおそれもあります。安心して取引するためにも、評判の良い業者を選ぶことを優先しましょう。

自分にとって便利な買取方法があるか

図書カードの買取は、方法によって手間や時間が大きく変わります。近くに店舗があるなら店頭買取が便利ですが、遠方に住んでいる人や忙しい人には郵送買取がおすすめです。また、ネット申し込み後に無料キットを送付してくれる業者であれば、より手軽に買取を進められるでしょう。

自分の生活スタイルに合った買取方法を選ぶことで、ストレスなく売却が行えるため、事前の確認は不可欠です。

まとめ

①図書カードを売る方法は多種多様なので自分に合った方法で売却する
②図書カードの換金率は種類によって異なる
③高く売るためのポイントを押さえれば平均以上の換金率になる可能性がある
④売れなくても交換したり自分で活用したりすれば無駄にならない
⑤売却前にチェックすべきポイントを確認する

 

※本記事は公開時点の情報になります。 記事内容について現在の情報と異なる可能性がございます。

カテゴリー一覧